第22回豊田市こども発達センター公開セミナーを開催しました
 
第23回豊田市こども発達センター公開セミナーを
開催しました
 
 暖かい晴天に恵まれた平成30年11月11日(日)、総勢176名の参加者の皆様をお迎えし、 第23回豊田市こども発達センター公開セミナーを開催いたしました。
 今年の公開セミナーは「見つめていこう、子どものこころ ~発達障がいのある子どもの思春期をどう支えるか~」をテーマとし、公益財団法人慈圭会精神医学研究所 所長でおられる青木省三氏にご講演をいただきました。当日のセミナーの内容を簡単に紹介いたします。
 
 
講演
「見つめていこう、子どものこころ
 ~発達障がいのある子どもの思春期をどう支えるか~」
  講師 青木省三氏
 
 青年期精神医学を専門とされている青木先生からは、
(1)治療や支援は、必ずしも診察室や病院の中にあるのでなく、しばしば学校や家や地域の中にあること
(2)障がいに目が向くと欠点探しになりやすいが、意思を持った一人の人間としてとらえ、プラスや可能性に気付く目が必要
(3)学校で発達障がいらしい特徴が現れる場合でも、「家では素直で明るい子ども」「診察室ではきちんと悩みを話す子ども」と、場所と人によって現れる姿が異なってくること
(4)人との交流が苦手な若者は「裏方の一人仕事になると力を発揮」し、こだわりの強い若者は「変化の少ないコツコツ働く仕事で力を発揮」し、注意が転導しやすい多動的な若者は「デスクワークよりも、動きのある仕事で力を発揮」するなど、苦手を得意に反転する目が必要なこと
(5)本人に変化を求めると混乱・パニックなどを引き起こしやすいが、本人の周りの環境を整えると、本人に良い変化が生じやすくなること
以上の内容のご講演をいただきました。
 また、様々な事例を挙げられながら、実際の診察のやりとりや経過、診察時に気をつけていることについても分かりやすくお話してくださいました。
 参加者のアンケートからは、
・「具体的な事例の中から子どもとのかかわりを教えていただけた。」
・「私が思春期の時にこのような対応をしてもらえたなら、もっと苦しまずに生き生きと過ごせただろうなとしっくりするところがたくさんあった。話がわかりやすく、易しく、とても良い時間がすごせた。」
・「臨床の話が聞けたこと。その中で普段の療育に活かせることがあった。職場に持ち帰り伝えたいと思った。ありがとうございました。」
など、たくさんのご好評をいただきました。

 この度の公開セミナーにはたくさんの皆さまにご参加いただき、本当にありがとうございました。私たち豊田市こども発達センターは、これからもお子さんの健やかな育ちをお支えするオアシスのような施設をめざしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 
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