ブログ

給食・栄養相談日記

給食・栄養相談での日々の様子がここでわかります。

2025.9.12

災害用備蓄食品

  • 日記

9月1日は防災の日です。
豊田市こども発達センターでは、9月5日(金)に給食で災害用の備蓄食品を提供し、実際に食べる体験をしました。

昨年度と同様、備蓄しているアルファ化米(パウチのお粥、プリン状のおかゆ缶)、ヒートレスシチュー、飲む野菜と果実、ペットボトルの水を提供しました。そして紙皿や紙コップ、木製スプーンなどの使い捨て食器・食具を使って食べてもらいました。
また、備蓄しているライスクッキーもおやつとして提供しました。

ヒートレスシチューは野菜などの具材が形で入っています。かみかみ前期食、もぐもぐ食、ペースト食は普段ならミキサーにかけるなど加工する必要がありますが、災害時には難しいかもしれません。そのため今回はその子に合わせて、袋の上から手で具材を潰して細かくしてから食べる、もしくはルウのみを食べる対応をしました。

教室に見に行くと、いつもと違う食器や食具、ご飯なので心配していましたが、多くの子が普段と変わらず食べることが出来ていました。使い捨ての木製のスプーンは使いにくそうでしたが、大人に手伝ってもらったり、自分で頑張って上手に食べていたりしていました。
災害用の備蓄食品を食べる機会はあまりないので、食べることが出来た子も出来なかった子も経験が出来てよかったと思います。

実際に経験することでイメージが湧き、必要な物が分かるなど対策が立てやすくなります。
これをきっかけにご家庭でも、いつ何が起きてもいいように備蓄食品を用意しましょう。
備蓄する食品は、実際に食べてみて自分やご家族の好みに合ったものを選ぶと良いですね。

☆今日のメニュー☆
主食:アルファ化米(食形態によってはパウチのお粥、プリン状お粥缶)、ヒートレスシチュー
副菜:チキンサラダ
デザート:飲む野菜と果実(ピーチ味)
牛乳


※写真はかみかみ前期食ですが
お粥とヒートレスシチューについては、実際に子どもが食べる量は1/2袋です。

日記に戻る